CBR250RR MC22 レストア記録② ブレーキフルード交換
前回のメンテナンスでブレーキランプが治ったので今回は細かなメンテナンスをしていこうと思います。
①ブレーキフルード交換
(注)下手に手を出すと大変危険ですので、詳しくない方はプロに依頼してください
作業性を高める為にまずはメンテナンススタンドにかけます。
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フロントのブレーキフルードはこのタンクの中に入ってますのでこぼれないようになるべく真っ直ぐにした状態でタンクの蓋を開けます
(注)ブレーキフルードは塗装面に付着すると塗装面を溶かしてしまいますので、すぐにブレーキクリーナーで拭き取ってください
結構固く閉まっている事が多いので舐めないように+のドライバーで力を入れつつ慎重に外します。
手持ちのドライバーを何本かあてがってみて、指した時になるべく食いつきのいいドライバーを使うのがいいかと思います。
キャリパー側のブリーダープラグを緩めます。
8ミリのメガネレンチを使います。
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ここも固い事が多いので舐めない様に慎重に緩めます。
出来るだけ精度のいい工具を使うことをオススメします
緩めたら軽く締めておいて下さい。
基本はマスターシリンダーから遠い所から作業しますので、フロントブレーキのダブルディスクの場合、右側にマスターシリンダーが有りますので左側のキャリパーから作業をします。
色々なやり方はありますが今回はとりあえず古いフルードを吐き出させる為にブリーダープラグの先端にホースとタンクを繋いで緩めてレバーを何回か握って排出させます。
吸える物があるのならタンクの中の古いフルードを吸い出してもいいかもしれませんが無かったので下から排出させました。
今回はストレートさんのブレーキブリーダーボトルを使いました。
排出された古いフルードが逆流しないようにワンウェイバルブが付いていますので、一人で作業する時には大変重宝します
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マスターシリンダーにエアが噛むと抜けにくくなる時があるので、エアを噛ませないようにフルードがタンクの底のマスターシリンダー手前で排出させるのを止めて、新しいフルードを継ぎ足して徐々に新油に変えて行きます。
タンクの上にも書いてあるように、ブレーキフルードはDOT4以上の物を使ってください
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(注)ブレーキフルードは塗装面に付着すると塗装面を溶かしてしまいますので、すぐにブレーキクリーナーで拭き取ってください
何回かやってある程度変わったら、一度ブリーダープラグを軽くしめて4〜5回程度レバーを握り、握った状態でブリーダープラグを開けて、フルードが排出したらすぐ閉めるを繰り返してしっかりしたエア抜きをします。
左右のキャリパーのエア抜きが終わったらブリーダープラグをしっかり締めて、握りしろがちゃんとあるか確認してブリーダープラグ周りをブレーキクリーナーで清掃したら終わりです。
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リアはタンクがここにあるのでシートカウルを外して作業します。
フロントと同じ様にまずは古いフルードを排出させて新油を入れてを繰り返し、ある程度キャリパーまで新油がまわったと思ったら1度ブリーダープラグを締めて、リアブレーキを4〜5回踏んで、踏みこんだ状態でブリーダープラグを緩めて圧を逃して古いフルードとエアも抜いて入れ替えていきます。
リアも終わったら清掃して、踏みしろと漏れなどがないか確認して終わりです。
ブレーキフルードは吸湿性があるので、時間と共に水分を吸収して沸点が下がってしまいベーパーロック現象などブレーキが利かなくなる可能性があるので、2年に1度は交換する事をオススメいたします。